いくつかの対話機能を加えてみましょう。
<window title="Hello" border="normal"> <button label="Say Hello" onClick="alert("Hello World!")"/> </window>
ボタンをクリックしたら、以下のようなものが表示されます。
onClickの機能はコンポーネントにイベントリスナを付け加えます。属性の値はJavaコードであれば何でも構いません。ZKは"でダブルコーテーションマーク(”)を表現し、標準的なXMLにします。XMLをよくご存じでないなら、ZKユーザーインターフェースマークアップ言語 の章のXML セクションを見てください。
alertファンクションはダイアログボックスを表示するためのグローバルファンクションです。それはorg.zkoss.zui.Messageboxクラスのshowコマンドへのショートカットです。
<button label="Say Hello" onClick="Messagebox.show("Hello World!")"/>
【補足】:
ZUMLに組み込まれているスクリプトはJava,JavaScript,Ruby,Groovyに限らずに、異なった言語で編集することができます。さらにそれらはサーバーで実行されます。
ZKは実行中にBeanShellを使ってJavaを翻訳します。つまり、alertといったグローバルファンクションを宣言することができます。同じように、ほとんどのスクリプト言語ではグローバルファンクションは簡単に定義できます。クラスを簡単に定義できる言語は少ないですが存在します。
java.lang 、 java.util 、 org.zkoss 、 zk.ui 、 org.zkoss.zk.ui.event 、 org.zkoss.zulのパッケージにあるすべてのクラスはZUMLページに組み込まれているスクリプトコードを処理する前にインポートされます。