アプリケーションはブラウザ履歴に付加する適切な状態が何かを決めなければなりません。
たとえば、ステップ・バイ・ステップで完成する操作では、そ れぞれのステップが一つの状態としてブラウザの履歴に付き加えるのがいいかもしれません。
これによって、ユーザーはこれらの状態を飛び越したり、ブック マークしたりすることができます。
ブラウザの履歴に状態を付加するタイミングを決めたら、必要なときはorg.zkoss.zk.ui.DesktopインターフェースのsetBookmarkメソッドを呼び出すだけでOKです。
ブラウザの履歴に状態を追加することはbookmarkingと呼びます。
ユーザーがブラウザに追加したブックマーク(インターネットエクスプローラのお気に入り)とは違います。
【ヒント】:クライアント側のブックマークと比較して、サーバー側で状態を追加するのをサーバーのブックマークと呼ばれます。
例えば、Nextボタンをクリックした時、状態をブックマークすることを想定して、以下のように書きます。
<button label="Next" onClick="desktop.setBookmark("Step-2")"/>
URLをきちんと見たら、ZKは#Step-2をURLに付け加えたことがわかります。
BACKボタンを押したら、URLは以下になります。