従来の複数ページウェブアプリケーションの中で、ユーザーはたいていBACKとFORWARDボタンを使って、ページ間で移動し、ブックマークします。
ZKでは、従来のウェブアプリケーションと同じ方法で、複数ページを使って特徴と情報のセットを表すことができます。
し かし、従来のウェブアプリケーションで、特徴を複数ページで表現するのに対して、ZKでは、たくさんの特徴を一つのデスクトップで表すのが一般的です。
ユーザビリティを向上させるため、ZKはブラウザの履歴管理機能を提供しています。それによって、ZKアプリケーションはサーバー側で履歴を簡単に管理で きます。
そのコンセプトは簡単です。ブラウザ履歴にデスクトップの適切な状態項目を付き加えます。
ユーザーはBACKとFORWARDボタンを使用して同じZKデスクトップの中の異なった状態で移動します。
ユーザーがこれらの状態の間で移動するとき、onBookmarkChangedと呼ばれるイベントは送信されてアプリケーションに通知します。
アプリケーションの視点から、ブラウザの履歴を制御するには2つのステップが必要です。
デスクトップの適切な状態に対して、ブラウザの履歴に項目を付加します。
onBookmarkChangedイベントを監視して、デスクトップを状況に応じて操作します。