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Ad-hoc AJAX アプリケーション

進化期間を終えて、ウェブアプリケーションは静的なHTMLのページから動的なHTMLへと、アプレットとフラッシュへと、そして、最後にはAjax[1]技 術(非同期、JavaスクリプトとXML)まで至りました。Google マップとSuggestによって示されているように、AJAXは対話性と返答機能を提供することにより、デスクトップアプリケーションと同等の操作性と応答性を供給することにより、新しい生命をウェブアプリケーションに吹き込みました。 アプレットやFlashとは違ってAJAXは標準的なブラウザとJavaScriptを基盤としており、独自のプラグインは必要ありません。

AJAXはDHTMLのような新しい世代です。というのはDHTMLのように、JavaScriptに深く依存して、ユーザーの操作によって行われ るイベントを監視し、ブラウザの中で動的にページの表示(言い換えれば.DOM)を動的に操作します。さらに、非同期でサーバーとのやり取りするを可能にすることで、ページを離れること無く、ページ全体を再表示することなく上記の動作を行うという更に進歩した手順を取っています。クライアントとサーバーの間の軽量なコミュニケーションでページ-ペースのモデルを打破しています。適切な Ajax デザインをすることにより、デスクトップアプリケーションに共通するリッチななコンポーネントをウェブウェブアプリケーションにもたらし、Web アプリケーショ ンは動的に更新され、より操作性がよくなります。

AJAXでユーザーが要求する対話機能を達成しようとすると、元々コスト高のウェブアプリケーション開発は更に複雑になり、高度なスキルを必要とします。開発者はブラウザ側で DOMを処理すると同時に、バグだらけのJavaScript APIを通してサーバーとコミュニケーションを取らなければなりません。さらに、より高度な対話を実現するため、開発者はアプリケーションデータやビジネ スロジックをブラウザ内でコピーしますが、それによってメンテナンスのコストとサーバ-クライアント間のデータ同期の難度はより高くなります。

結論として、リクエストの処理について、ad-hoc AJAXのアプリケーションと従来のウェブアプリケーションとは同じです。また、開発者は依然としてページ-ベースとステートレスモデルによって起こるギャップを埋めなければなりません。



[1]AJAXとはJesse James Garrett氏がAjax: A New Approach to Web Applicationsで提出したものです。