Webアプリケーションフレームワークとの組み合わせ

OpenLaszloを既存のアプリケーションと組み合わせることによって新たな展開が開ける可能性もあります。
RoRとの組み合わせではRoRをOpenLaszloへのデータソースとしての利用例を既に2例示しました。
ここではStrutsとの組み合わせとVisual Web Application フレームワークとの組み合わせについて示します。

 

Strutsとの組み合わせ

その1つの例としてLaszlo本家のサイトからの サンプルを実装して解説します。
サンプルのURL: http://wiki.openlaszlo.org/Example_Applications
このアプリケーションはスタートするとGUI画面としては 通常のStrutsのWeb画面が出ません。
現れるのは Lasloでできた ログイン画面です。
入力されたUsername,Password の文字列の長さでのバリデーションをStrutsのサーバー サイドでのJavaロジックで行い、
結果をLaszlo の入力画面で表示するものです。
LaszloはStruts からのメッセージをdatapointerにマッピングして"XML over HTTP"技術で受け取ります。
これに対応するためにStrutsはJSPを使ってXML形式の レスポンスを出力します。

作成方法
1.OpenaLaszlo Appプロジェクト作成
2.このプロジェクトにStruts1.2.9フレームワーク追加
3.signip.lzx,index.jspをwebディレクトリ直下に配置
4.web/WEB-INFディレクトリのweb.xml,struts-config.xml差し替え
5.プロジェクトのコンテキストパスを/sampleStrutsOpenLaszloに変更
6.Javaソースのcom.yourcompany.strusパッケージに
  UserForm.java,SinupAction.javaを作成
7.web/WEB-INF/result
 下にresult.jsp,bad-password.jsp,bad-username.jspコピー
8.OpenLaszlo4.1.1バージョンで動作させるにはsignup.lzxにコンバーターをかける

この構成を図で示す。
全ソースコードはここからGet出来ます。
同一のプロジェクトでStrutsとOpenLaslo4.1.1のサーブレットの共存させることが出来た。


Visual Web JSF Application フレームワークとの組み合わせ

まず、この構成のデモプロジェクトですが、上記のStrutsとの組み合わせのように
同一のプロジェクト内でVWA(Viaual Web JSF Application)とOpenLaszloのサーブレットの共存が
出来ませんでした。そこで同一のアプリケーションサーバー内でVWAのプロジェクトとOpenLaszloのプロジェクトを
別々に構成して、VWAプロジェクからPOPUPでOpenLasloプロジェクトのVideoAudioのサンプルを起動する
こととしました。
IDE上のVWAプロジェクト画面でWeb上の画面の見え方が確認できます。
VWAプロジェクトの全ソースコードはここからGet出来ます。
OpenLasloプロジェクトの全ソースコードはここからGet出来ます。