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コンポーネント作成段階

この段階ではZKローダーがZUMLページを翻訳します。必要に応じて、コンポーネントを初期化したり、作成したりします。以下のようにいくつかのステップを踏みます。

  1. どの要素に対しても、if とunless属性を調べて有効かどうかを決めます。有効でないなら、メソッドとその子メソッドは無視されます。

  2. forEach属性が指定されたら、ZKはその項目の集合中で以下のステップを繰り返します。

  3. 要素名を基にしてコンポーネントを作成します。または、use属性の中に指定されたクラスを使って作成します。

  4. ZUMLページの中で明記された属性の順番でメンバーは一つ一つ初期化されます。

  5. ネスティングされた要素を翻訳し、すべてのプロセスを繰り返します。

  6. コンポーネントがorg.zkoss.zk.ui.ext.AfterComposeインターフェースを実装するなら、afterComposeメソッドを使用します。[30].

  7. 子要素が作成されてからonCreateイベントはこのコンポーネントに送られます。それによって、アプリケーションがいくつかの要素を初期化できます。onCreateイベントは初めに子コンポーネントのために呼び出されます。 first.

【補足】:開発者はonCreateイベント又はAfterComposeを実装することで、各々のアプリケーションに対して異なる初期化を行うことができます。
AfterComposeはコンポーネント作成段階の中で呼び出されます。 一方onCreateイベントはイベントリスナによってコントロールされます。

イベントリスナはモーダルダイアログ作成といった操作を一時保留にしたり再び行ったりできます。一方AfterComposeは他のスレッドに分岐させる必要がないのでより速いです。



[30] ステップ3~5がいわゆるcomposingです。 それでAfterComposeと呼ばれるのです。